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「マレーシアの大学」進学が人気な理由!日本人留学生急増の理由を徹底解説!

近年、日本の高校生や大学生の間で、マレーシアの大学進学に対する関心が急速に高まっているのをご存知でしょうか。
近年の英語教育への意識の高まりや、物価・学費の安さ、そして多国籍な学習環境が整っていることなどから、マレーシアは「アジアの教育ハブ」として注目を集めています。

また、マレーシアのインターナショナルスクールを卒業し、そのまま現地の大学へ進学するルートも、少しずつ人気が高まっています。グローバルな視野を持ちながら、アジア圏でキャリアを築きたいという学生が増えているのです。

マレーシア留学が人気の背景には、欧米留学の1/3以下のコストで世界レベルの教育を受けられるという、圧倒的なコストパフォーマンスがあります。

今回は、なぜ今マレーシアの「大学」がこれほど注目されているのか、その5つの魅力や留学にかかる費用の目安を詳しくご紹介します!

※本記事の換算レート:1RM(リンギット)= 35円(2025年9月現在)で計算しています。為替レートの変動により実際の費用は変わる可能性がありますので、最新レートをご確認ください。

マレーシア大学進学が"今"選ばれる5つの理由

①圧倒的なコストパフォーマンス

まず、多くの方が最も気になるのが留学費用ではないでしょうか。マレーシア留学の最大の魅力は、何と言っても圧倒的なコストパフォーマンスです。欧米での留学費用は学費だけで年間数百万円を超えるのが一般的ですが、マレーシアはその1/3以下のコストで留学できるのです。

年間の学費

国公立大学:約30万円~
私立大学:約50-150万円

生活費は家賃込みで月5-10万円程度で充実した学生生活を送ることができます。

 さらに重要なのが、マレーシアの大学の多くが3年制を採用していることです。これにより、4年制の日本や欧米の大学と比べて、在籍年数そのものを圧縮できるため、総費用を大幅に抑制することが可能になります。
3年間の総費用が日本の私立大学の4年間よりも安くなるケースも珍しくありません!

 さらに、マレーシアで1-2年学んだ後にイギリスやオーストラリアなど欧米大学に移動して有名な国の学位も取得できるツイニングプログラムなどの多様なコースも存在し、コストパフォーマンスは抜群です。

「学費の安さ」だけでなく「3年制」で在籍年数を圧縮できる点が、総額インパクトの源泉なのです。「海外留学はお金がかかる」という従来の常識を覆す、革新的な選択肢がマレーシア留学の魅力と言えるでしょう。

②世界レベルの教育品質

「安いけれど、教育の質は大丈夫?」

そんな心配をされる方もいらっしゃるかもしれませんが、ご安心ください。マレーシアには、QS世界大学ランキングで上位にランクインする名門大学が数多くあります

主要大学のランキング例

・モナッシュ大学マレーシア校:世界37位
・マラヤ大学:60位
・サウサンプトン大学:80位
・ノッティンガム大学マレーシア校:108位

これらは東京大学(32位)と京都大学(50位)の中間に位置する高い評価で、早稲田大学(181位)や慶應義塾大学(188位)を大きく上回る順位です。


特に注目すべきは、イギリス、オーストラリアの名門大学の分校が多数マレーシアに進出していることです。これらの分校では、カリキュラムや評価基準は原則として本校と同等レベルに設定されており、卒業時には本校と同じ学位を取得することができます。

つまり、世界トップクラスの教育を、本校の1/3以下の費用で受けられるのです。


また、ツイニングプログラム(マレーシアで1-2年学んで、本校に編入)やダブルディグリープログラム(2つの学位を同時取得)もあり、さらに欧米大学の学位を低コストで取得することができます。

欧米大学への編入・転校のステップとしても、マレーシアは理想的な環境と言えるでしょう。

※QS世界ランキング2025年版を参照

③留学ハードルの低さ

マレーシア留学のもう一つの大きな魅力が、入学のハードルの低さです。これが「今」多くの日本人学生に選ばれている理由の一つでもあります。

入学要件の目安

・IELTS:5.0-5.5程度(英検2級レベル)
・高校成績:5段階評価で2.5以上
・面接・筆記試験・課外活動実績・志望理由書:基本的に不要


アメリカの大学のような複雑な出願プロセスは不要で、基本的には英語力と高校の成績のみで判断されます。年に2-3回の入学機会が設けられているため、日本の大学受験との併願も非常に現実的です。

「高校3年生になってから急に海外の大学に行きたくなった」「日本の大学受験がうまくいかなかった」という場合でも、十分間に合うタイミングで出願できます。

英語力と成績さえクリアすれば誰でもチャレンジできるというのも、多くの学生に支持される理由となっています。

④生活のしやすさ

留学生活を成功させるためには、勉強だけでなく日常生活の快適さも重要です。その点でも、マレーシアは日本人にとって非常に住みやすい国と評判です。

 

マレーシアの主な特徴

・年中30度前後の安定した気候(衣替え不要)
・親日国で、日本のお店・商品も豊富(ユニクロ、無印良品、ファミリーマートなど)
・南国気質でストレスの少ない生活環境

また、「日本人が移住したい国ランキング」でも複数 一位に輝いています。医療も充実しており、日本語対応の病院があるため、緊急時にも安心の留学先です。

⑤多様な文化に触れられる環境

マレーシア留学の醍醐味の一つが、多民族国家ならではの多様な文化体験です。

マレーシアの特徴

・マレー系(7割)、中華系(2割)、インド系(1割)の多民族構成
・複数の宗教が共存(イスラム教、キリスト教、ヒンドゥー教、仏教など)
・多言語環境(マレー語、中国語、タミル語、英語が日常的に飛び交う)
・東南アジアの中心に位置し、週末に格安で近隣諸国旅行が可能


一人で複数か国語を話せる友達に出会うことも珍しくなく、異文化理解能力が高まる絶好の環境です。
真の国際感覚を身につけたい人にはぴったりの留学先と言えます。

加えて、東南アジア諸国へのアクセスも非常に便利で、週末にはタイ、シンガポール、インドネシアなどに格安で旅行することができます。

他国との大まかな学費比較

マレーシア留学の費用対効果の高さを、具体的な数字で他国と比較してみましょう。

国・地域年間学費制度生活費(月額)
マレーシア50-150万円3年制5-10万円
アメリカ300-700万円4年制25-50万円
イギリス250-600万円3年制15-25万円
オーストラリア200-500万円3年制15-20万円

この比較からも明らかなように、同条件で比較すると、日本の私大4年や欧米3年より「総額を抑えつつ海外大学の学位を取得できる」という選択肢がマレーシア留学なのです。

※日本人はマレーシアの私立大学に留学する人がほとんどであるため、そちらの学費目安で試算

モナッシュ大学マレーシアの費用内訳

今回は、マレーシアで最も人気の高いモナッシュ大学(QS世界ランキング2025年37位)を例に、具体的な留学費用を見ていきましょう。

(1)学費関連

学費はどの学部も年間150~180万円程度で、理系の方が少し高額な傾向にあります。

3年間の総額では 450~540万円ほどになります。

オーストラリア本校では1年間で500万円前後の学費を払う必要があるため、本校の約3分の1の価格で名門大学の学位が取得できることになります。

(2)生活費の詳細

住居費(月額)

・シェアハウス:RM900-1,500(3.2-5.3万円)
・学生寮:RM800-2,000(2.8-7.0万円)

マレーシアでは、個室+共有スペース(キッチン、リビング)が一般的です。その代わり、月額5万円以下でプールやジム付きのタワーマンションに住むことも可能です。

食費(月額)

・自炊中心:RM500-800(1.8-2.8万円)
・外食中心:RM800-1,200(2.8-4.2万円)
・超節約:RM300(約1.1万円)

外食をしても自炊でも、手間を考慮すると大して費用は変わらないのがマレーシアの特徴です。

しかしながら、自炊の場合、ご飯やパスタは毎食RM1もかからないくらい安く、パスタなら400gでRM5もしません。そのため、節約を頑張れば月RM300(約1万円ちょっと)で乗り切ることも可能です。

その他費用(月額)

・通信費:RM20-50(700-1,750円)
・交通費:RM50-150(1,750-5,250円)
・その他:RM100-300(3,500-10,500円)

交際費などは人により大きく異なりますが、それを考慮しても毎月10万円以下でそこそこ贅沢な暮らしをすることができるのは大きな魅力です。

(3)3年間の総費用シミュレーション(モナッシュ大学の場合)

学費: 年間160万円 × 3年 = 480万円
生活費: 平均的な学生:毎月8.1万円 × 3年 = 292万円

合計すると、3年間で約772万円ということになります。


これは日本の東京の国公立大学+一人暮らしをした場合とほぼ同額か、それ以下の計算になります。この価格で世界37位の大学の学位が取得できるのは破格といえます。

また、モナッシュ大学よりも学費が高額な大学はマレーシア国内だとほぼないため、他の大学に進学すればさらに100-200万円ほど費用を抑えることも可能です。

※モナッシュ大学の学費を年間160万円として計算。

マレーシア留学がおすすめな人

  • コスパと質を両立したい人:限られた予算で質の高い教育を受けたい方には最適です。
  • 多文化環境で成長したい人:様々な国籍、宗教、文化的背景を持つ人々と接し、真の国際感覚を身につけたい方にぴったりです。
  • 初めての海外経験を積みたい人:「いきなりヨーロッパやアメリカは不安」という方にとって、マレーシアは理想的なファーストステップです。受験も容易です。

まとめ

マレーシアの大学進学は、「コストパフォーマンス」「教育品質」「留学ハードルの低さ」「生活のしやすさ」「多様な文化体験」という5つの魅力を兼ね備えた、まさに「今」注目すべき留学先ということがお分かりいただけたかと思います。

世界36位の大学に年間100万円台で通えるという事実は、従来の留学の常識を大きく覆すものだと思います。



限られた予算の中で最高の教育と経験を求める方にとって、これほど魅力的な選択肢は他にないのではないでしょうか。この費用対効果の高さと多様な学習環境には大きな価値があると思います。

もしマレーシア留学に少しでも興味を持たれたなら、ぜひ一度具体的な情報収集を始めてみることをおすすめします。あなたの人生を変える大きなチャンスが、意外と身近なところにあるかもしれません。


※最新のランキング・学費・ビザ要件等は各大学の公式サイトでご確認ください。為替レートの変動により費用は変動します。

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